『快眠工房きしうら』には、製綿工場があります

岸浦製綿工場の創業は明治23年。以来130年以上に渡り、ふとん綿を製造する『岸浦綿店(現・岸浦製綿)』を営んでまいりました。
「様々な種類の原綿を吟味し、布団の種類に応じて最適・最良の綿を作る」
それが初代から受け継がれた品質重視、素材へのこだわりとなっています。現在も、ふとん綿の製造と打ち直し(=ふとん綿の再生)を自社工場で行っており、和式もめん綿布団は完全自社工場での受注生産を承っております。
工場内の紹介
主な取り扱い綿

メキシコ綿(米綿)
メキシコ産やアメリカ産の木綿。繊維が長く細いため、柔らかくしっとりとした風合いが特徴。肌沿いが良く、掛け布団などに適しています。
お日様に干した時の復元力が強いので、柔らかめの敷布団やベビー布団にも用いられます。

インド綿
インド産の木綿。繊維が太く短いのが特徴で適度な硬さと弾力性に富みます。かさ高性はありませんが、しっかりとした支持性があるので敷き布団に適しています。
インド綿はやや茶色がかっていて、黒っぽい粒(実殻)が混じっていることも特徴の一つです。

アッサム綿
インド西部アッサム地方で収穫される稀少な木綿。 一般的なインド綿よりも繊維が非常に太く、短く、とても弾力性があり、安定感がある綿です。 現在、収穫量が減っており、入手困難となっていますが、インド綿やメキシコ綿とブレンドして敷き布団に使用すると寝返りのうちやすい硬めのふとんができます。

ペルー綿
南米ペルー産の木綿。 その繊維はエジプト綿に次いで長く光沢と柔軟性があり、かさ高性と強度が高く、とてもしなやかな風合いを持っています。肌掛け布団やベビー布団に適しています。

テトロン綿
東レ製のポリエステル綿。国産。掛け用と敷き用があります。
掛け用のテトロン綿は繊維が細長く、かさ高性があります。メキシコ綿とブレンドすると軽くて暖かい掛け布団用の綿になります。敷き用のテトロン綿は繊維が太く、しっかりとした弾力があり、インド綿やメキシコ綿とブレンドすると軽いけれどもしっかりとしたクッション性のある敷き布団用の綿になります。

中入綿
半纏やちゃんちゃんこ、丹前などの中に入れる、インド綿を使用して作った綿です。使用目的に応じて、いろいろな厚さがあります(自社製)。絹製の丹前綿や袋真綿も取り扱っております。
工場見学&
ワークショップ

製綿工場では工場見学を随時受け付けております。(無料)
1名様から30名様程度まで。
小学生以下は保護者あるいは引率者同伴の場合のみ、見学可能です。
月曜日~金曜日の午前9時から12時の間
※所要時間30分程度
必ず、事前の申し込みをお願いいたします。
尚、製造の関係上、希望の日時に見学いただけないこともありますのでご了承下さい。
座布団作り・お昼寝布団作り・トッポンチーノ作り等の
ワークショップも随時開催いたしております。

参加人数 | 3~5名程度 |
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所要時間 | 約2~4時間 |
参加費用 | 材料費2,000円~8,000円 |
※上記ワークショップの内容はコースによって変わります。